こんにちは。
yasuko.です。
「そもそも、引き寄せの法則って何?」
改めて聞かれると案外何と答えたらいいのか、具体的な言葉が思い浮かばなかったりしませんか?
良く知られた言葉のわりに、曖昧なイメージで捉えられがちだったりもしますよね。
この法則の提唱者が多く、幸せを引き寄せるためのアプローチが多様だという点が、かえってわかりにくくしているのではないかと感じます。
私も引き寄せの法則という言葉をイメージだけで捉えていて、何度も失敗を繰り返してきました。
『「引き寄せ」の参考書』では、普段の生活の中で法則を上手に使いながら素敵な人生を創っていくための方法をお伝えしていきます。
引き寄せの法則の内容を改めて知ると、理解が深まって取り組みやすくなるかなと思います。
今回は簡単なおさらいをしていきます。
「引き寄せの法則」のおさらい
「引き寄せの法則」とは
『あなたがいつも考えていることが、あなたにとっての現実として日常に起こること』です。
これが法則の本質です。
多くの提唱者が唱える共通した理論になります。
つまり、あなたが望む望まないにかかわらず、あなたが信じていることが現実として現れるのです。
(例)朝、目覚めたときに
「あ~起きたくない。仕事面倒くさい」と思ったら、面倒くさい仕事をする一日になります。
「あー良く寝た!さぁ、今日も張り切っていこう!」と思ったら、充実した一日になります。
人は自分が感じたように動きます。
無意識に感じている些細なことが、積もり積もって自分の日常を創っているのです。
とてもシンプルですよね。
「引き寄せの法則」がわかりにくい理由
「幸せ」を引き寄せる方法が様々で、情報が溢れすぎていることが理由に挙げられます。
実際に成功した方や願望を実現した方の発信が日本でも多くみられるようになりましたよね。
それだけ効果的な法則ですが、もともとの思想から現在の社会に合わせてアレンジされミックスされ、さらに多くのメソッドが生まれたことで、かえってわかりにくくもなってますよね。
「結局、どれをどうやったらいいの?」と。
過去の私がそうでした。
その理論がわからなくても、とりあえず「効果がある」と言われる内容をやみくもに試していたため、いつも現実は変わらないままでした。
「引き寄せの法則」という言葉が広まった背景を、かなりざっくりとですが整理したいと思います。
引き寄せブームの背景
もともとは、アメリカの成功哲学として入ってきたことが始まりでした。
ナポレオン・ヒルの著書「思考は現実化する」は有名ですね。
500名以上の成功者たちの成功哲学を体系化し、思考の力が現実に影響を与えることを伝えています。ビジネスを成功させるための自己啓発書として、あきらめずに行動することの大切さも謳っています。
思考とは、その内容そのものを現実化しようとする衝動を秘めた強力なエネルギー
その後、潜在意識の力をつかって成功することを、牧師であったジョセフマーフィが唱えます。
1963年にアメリカで刊行された「眠りながら成功する」には“引き寄せの法則(当時の対訳では牽引の法則)”という言葉が使われています。
あなたの経験、出来事、状態、行為などは、すべてあなたの考えていることに対するあなたの潜在意識の反応です
最初に読んだときはその理屈がわかったような気がしていただけでした。
でも、改めて読んでみて腑に落ちると、自分がいつも望まない現実ばかり引き寄せていた理由がわかりました。
日本の引き寄せブームのきっかけになった、2006年公開の映画「ザ・シークレット」。
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
書籍化(ロンダ・バーン著)もされてとても有名になりました。
自分の願いを宇宙に送ると周波数が届き、やがて自分に引き寄せられるという「引き寄せの法則」は、エイブラハムの教えを体系化したヒックス夫妻の発信がベースにあるとされています。
ちなみに、ジェリー・ヒックス氏はエイブラハムと出逢う前にナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」に感銘を受けて実践し富を造りました。この関係も興味深いですよね。
自分の努力や根性で引き寄せるのではなく、自分の感情に焦点をあてて宇宙にお願いすると叶うという法則は、それまでの努力型で叶わなかった人にも夢を与えてくれるものとなりました。
現在「引き寄せの法則」と言えば、これがベースになっているものが多い印象です。
実際、私もこの理論に惹かれた一人です。
でも、もともと物事を論理的に考える癖があるため、
「宇宙にお願いしたら、なんで叶うの?」
「波動ってなに?周波数ってどういうこと?」
とすぐに挫折しました。
本当に夢のない性格だとつくづく思いました。
引き寄せの法則が腑に落ち、再度「願えば、かなう エイブラハムの教え」を読んだとき、理解が足りていなかっただけだとわかりました。
まさに「わかるとできる」ですね。
以上が「引き寄せの法則」が日本に入ってきてブームになった大雑把な背景です。
本当はもっとたくさんの提唱者がいて、もっと様々な理論が説かれてきたのですが、今回はかなりざっくりとした流れをお伝えしました。
おさらいといっても本当に簡単で、なんだかすみません。
提唱者が違えど、唱えている内容は共通しています。
「あなたが望む望まないにかかわらず、あなたが信じていることが現実として現れる」こと。
つまり、意識を強く向けたものが現実として引き寄せられるというのが本質です。
幸せな人生を引き寄せるための最強の法則というわけです。
なんとなく流れと本質がおわかりいただけたでしょうか。
『「引き寄せ」の参考書』が定義する「引き寄せの法則」とは
「自分史上最高の人生を引き寄せるためのツール」です。
自分の気持ちに素直になり、自分を大切にしながら、心から望む人生を創っていくこと。
本来の自分に気づき、自分らしい人生を生きていくこと。
そのための方法を次回からお伝えしていきたいと思います。
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
どうぞ素敵な一日をお過ごしください。
※この記事は下記の書籍も参考にさせていただいています。私自身の解釈をお伝えした記事であり、書籍の内容とは一部異なります。
【参考書籍】
・「思考は現実化する」ナポレオン・ヒル(著) 田中孝顕(訳) きこ書房
・「眠りながら叶える」ジョセフ・マーフィ(著) 大島淳一(訳) 産能大出版部
・「ザ・シークレット」ロンダ・バーン(著) 山川紘矢訳 角川書店
・「新訳 願えば、かなう エイブラハムの教え」エスター・ヒックス&ジェリーヒックス(著) 秋川一穂訳 ダイヤモンド社
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