こんにちは。
yasuko.です。
今日もお越しいただきましてありがとうございます。
前回に引き続き潜在意識についてお話ししたいと思います。
「心の仕組み」でお話しした記憶や感情は潜在意識にあります。
これまでの経験が感情とともに記憶され、潜在意識に刻まれるのです。
そして、その潜在意識が人生を創っていきます。
もしよければ、前回の記事とあわせてお読みいただけるとご理解が深まると思います。
今回の内容は次の通りです。
- 潜在意識の性質
- 自分の潜在意識を知る
- 引き寄せ上手になるための潜在意識との付き合い方
今日もお付き合いくださると嬉しいです。
潜在意識
潜在意識の性質
潜在意識には様々な性質があります。
その中でも、上手に引き寄せるために知っておきたい性質は次のようなものがあります。
- 現実と想像が区別できない
- 時間と空間の概念がない
- 繰り返し思考されたものが現実として刻まれる
- 善悪の判断をしない
- 主語がない
こういった性質があることを知っていると、潜在意識を効果的に使うことができます。
ひとつひとつの性質については、今後引き寄せの8ステップの中でお伝えしていきたいと思います。
では、願いを叶えるためには、潜在意識とどのように付き合うと良いのか見ていきます。
潜在意識を書き換えるとは
願望実現や自己啓発のセミナーなどではよく、潜在意識を書き換えると良いと言われます。
潜在意識を書き換えることで、自分の望む人生を創ることができるからです。
実は、引き寄せに失敗していた頃の私は、潜在意識を書き換えるというフレーズの意味がよく分かりませんでした。
何かのスキルを使って書き換え作業をするのかな、と。
なんだか自分が自分でなくなるような気がして、少し不安なイメージも持っていました。
そんなとき、あることに気づきました。
クライアントさんとのセッションの中で潜在意識にアプローチすることが多いのですが、ご自身の潜在意識の存在、そしてその中身に気づくだけで、するすると変容されていくのです。
ご自身の心の底からの願いを感じることができると、その願いが叶う方向へと物事の捉え方や行動がすんなりと変わっていかれるのです。
書き換わるとはこういうことなんだ、と気づきました。
自分の潜在意識を知るだけで、人は本来の自分を取り戻せるのだと実感しました。
それからの私は毎日、自分の潜在意識を意識し始めました。
瞬間瞬間に湧き上がってくる感情や、無意識に発する言葉、無意識に出てくる価値判断などに注目し続けました。そして、過去の記憶をたどり、無理やり抑えていた感情が溢れては癒す作業を繰り返しました。
「そうか、だから、私の人生はこうだったんだ！」
と、とても腑に落ちて心の底からすごく納得しました。
この体験から私の人生は大きく変わったのです。
そして、自分の潜在意識を知ると、自分がとても愛おしいという感情が湧いてきました。
「今日までの人生を一緒に生きてきたんだなぁ」
と、しみじみ感じました。そして感謝の気持ちでいっぱいになりました。
心の病気になった時もう人生終らせたいと何度も思った自分に、「今日まで生きてくれてありがとう」と自然に言葉が出ていました。
人生の捉え方が大きく変わったことで、とても希望が湧きました。
人生は自分が思うように創れるということが分かったからです。
引き寄せ上手になるための潜在意識との付き合い方
自分の潜在意識を知る
まず、第一に必要なことは、ご自身の潜在意識を知ることです。
それも、引き寄せにブレーキをかけてくる価値観や信念の基となる部分を知ることが重要です。
ブレーキがかかるかどうかの基準は「心地よいかどうか」です。
心地よいものは本来のあなたであるため、そのまま大事にしてください。
心地よくないと、なんとなく違和感があったり、嫌な気分になったり、モヤッとしたりします。
潜在意識に刻まれている心地よくないものをどうやって知るのか。
毎日出来る簡単な方法があります。
それは2つの自分観察です。
- 瞬間的に感じる感情を知る
- 無意識に発する言葉を知る
1，瞬間的に感じる感情を知る
人はいつも感じている感情には案外無頓着です。
でも感情は心の声でしたよね。
心にある潜在意識からの声です。
その声に注目することで、自分の潜在意識の性質を知ることができます。
心地よくない感情を感じた時、「なぜ、私はこんなふうに感じるのだろう」と自分に問いかけてみてください。
そして、出てきた答えをできるだけ突き詰めてみるのです。
例えば、
「あの人のこの言葉に辛くなるのは、なぜだろう？」
↓
「ああ、自分はあの人に嫌われたくないと思っているから、あの人の言葉にいちいち反応するんだ」
↓
「そうか、私はあの人に嫌われることをこんなにも怖れているんだ」
↓
「なぜ、嫌われるのがこんなに怖いんだろう？」
こんな具合です。
コツは、自分の良心に遠慮しないこと。
こんなこと思ったら良くないんじゃないかという気持ちが湧いてくるかもしれません。
でも、どんな感情もあなたの大切な一部です。
どんな感情があろうとも、あなたの価値は変わりません。
勇気を持って向き合うご自分を尊敬してください。
できるだけとことん突き詰めていくことで、自分でも気づいていなかった本心が見えてきます。
それが、あなたの潜在意識です。
2．無意識に発する言葉を知る
テレビを見ていて、つい突っ込みを入れてみたくなることはありませんか。
例えば、政治のニュースや、芸能人のスクープ情報、バラエティ番組など。
何かの場面に対してつい口から出てくる言葉は、ほぼ無意識に発せられます。
それは、あなたの信念、つまり潜在意識から出てくる言葉です。
あなたがその対象をどう捉えているかがわかります。
自動思考のお話しでも触れましたね。
自分が意識していない、自分自身や物事に対する捉え方が自動的に思考に上り、瞬間的に言葉として現れます。
心に積み重なった記憶が信念や価値観となって、あなたにとっての常識として刻まれているのです。
また、本当は黙っていようと思っていた言葉を、ふと口にしてしまった経験はありませんか。
これも、潜在意識からの言葉ですね。
つい出てきた言葉に注目します。
「なぜ、この言葉が出てきたんだろう？」
これを突き詰めるのです。
やり方は先ほどの感情のパターンと一緒です。
本心にたどり着いたら、それがあなたの潜在意識です。
意外と気づきにくいのが、物事の価値基準です。
人は知らず知らずジャッジをしながら生きています。
それは、他人であったり、社会であったり、自分自身であったり。
自分にとって常識や当たり前だと思っていることが、引き寄せにブレーキをかけていることも多いです。
価値基準は幼少期からの環境や受けてきた教育の記憶が基となることがほとんどです。
自分が心地よくないと感じたジャッジをした時に、内観してみてください。
ご自分がこれまで常識としてきたことが「本当にそうなのか？」と。
”言葉は人なり”という言葉がありますね。
自分が発する言葉が自分を創ります。
自分が発する言葉を一番最初に耳にするのは、自分ですね。
自分が心地よい言葉を意識してみましょう。
望む人生にシフトするために潜在意識を上書きする
癒しの作業
2つの自分観察で潜在意識に隠れていた本心が見えてきたと思います。
まずはその本心を認めて受け入れます。
「そうだったんだね。気づいてあげられなくてごめんね。もう大丈夫だよ」
と声をかけてあげるのも良いです。
これが癒しの作業になります。
潜在意識にも性質がありましたよね。
潜在意識はただ真面目に働いてきただけです。
否定するのではなく、受け入れます。
あなたのこれまでの人生を受け入れてあげてください。
潜在意識を上書きする
普段感じる感情や発する言葉を変えていきます。
基準は、あなたにとって心地よい感情、心地よい言葉にしていくことです。
あなたが心地よいということは、それが本来のあなたであるということ。
意識せずにいるとつい、これまでと同じような反応をしてしまいます。
もし同じ反応をしてこれまでのような感情や言葉が出てきたら、その感情や言葉をジャッジせずスルーします。その感情や言葉にフォーカスしないということです。
そしてまた、心地よい状態をキープしていきます。
繰り返すことで、その心地よい反応が潜在意識に刻まれます。
潜在意識との付き合い方
引き寄せが上手くいく秘訣は顕在意識と潜在意識が上手く連携できることです。
顕在意識は、社会での自分
潜在意識は、家での自分
に例えると分かりやすいかもしれません。
家での自分が本来の自分ですよね。
本来のあなたが上手くいっていると、仕事でのパフォーマンスもさらに向上してきませんか。
それと同じです。
潜在意識が良い状態でいると顕在意識が上手に働いて、あなたの願いを引き寄せてくれるのです。
潜在意識を良い状態にするには、先ほどから何度もお伝えしている通り「心地よくいること」です。
普段の生活の中で、心地よい方を選択します。
必ずしも怠けるという意味ではありません。
本来のあなたにとって心地よいかどうかということです。
どうしたら自分が機嫌よくいられるかを考えると分かりやすいかもしれませんね。
まとめ
あなた自身の潜在意識に気づくことで、上手に引き寄せられるようになります。
ぜひ、感情や言葉に注目してみてくださいね。
今回もお読みいただいてありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。
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