引き寄せ上手な「心の仕組み」~潜在意識(1)

引き寄せの法則

こんにちは。

yasuko.です。

 

今日もお越しいただきまして、ありがとうございます。

 

これまでお話ししている、引き寄せ上手になるための「心の仕組み」

今回から2回に分けて潜在意識についてお話ししたいと思います。

 

心の仕組み

  • 自動思考
  • 記憶
  • 感情
  • 潜在意識
引き寄せ上手な「心の仕組み」~自動思考
自動思考という言葉をご存知ですか?自動的に自分の心に思い浮かぶ考えのことです。引き寄せの法則と自動思考。どんな関係があるのかをお伝えしていきます。誰もが持っている自動思考があなたの人生にどのように影響しているのか。望む人生を上手に引き寄せるコツがおわかりいただけます。

 

潜在意識を良く知り、上手く付き合うことで、あなたが望む願いをしっかり引き寄せられるようになります。

引き寄せの法則を使って幸せな人生を引き寄せるには潜在意識の力がとても重要だからです。

 

1回目の今日は潜在意識の力を知るために、潜在意識とは何かをお伝えしたいと思います。

今日も少し、お付き合いいただけると嬉しいです。

 

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潜在意識

潜在意識はアピール下手

潜在意識という言葉はすでにご存知かと思います。

引き寄せの法則を知っている方なら、きっと一度は聞いたことがある言葉ですよね。

誰の心にも、もちろんあなたの心にもある、すごいパワーの持ち主。

そして24時間ずっとそばで支えてくれています。

 

では、潜在意識と上手にお付き合いできていますか?

私は付き合い方がとっても下手でした。

潜在意識の存在は知っていましたが、気に留めていなかったのです。

でも気が付かないところで、潜在意識はかなり私にアピールしていました。

それも、365日ずっとです。

目の前に現れる「現実」という形で、私自身の内面の状態を分かりやすく教えてくれていたのです。

 

現実は自分の意図しないところで起こるものだと勘違いしていました。

ですが、生まれた時から付き合ってきた潜在意識こそが、私のそれまでの人生を創っていたのです。

事業が上手くいかなかったのも、恋愛でいつも傷ついて苦しんだのも、すべて潜在意識からの声に気づかなかったからでした。

 

そのことが分かった時、目の前がぱっと広がって、私そのものである潜在意識に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

そんな潜在意識の正体を、今回改めて見てみたいと思います。

 

潜在意識とは

潜在意識の存在は19世紀に発見されました。

精神分析の創始者と言われるオーストリアのジークムント・フロイトが発見し、のちにスイスの精神科医カール・グスタフ・ユングが潜在意識には層があり、深層には集合的無意識が存在することを提唱しました。

意識には2種類あります。

意識の中の3%が顕在意識の領域です。

そして残りの97%を占める領域が潜在意識です。

 

意識を氷山に見立てた氷山モデルは有名ですね。

海面からほんの少し出ているのが顕在意識。

海中深くまで沈んでいるのが潜在意識です。

 

表から見えている顕在意識は自覚できる意識。

自分の考えや思ったことなどですね。

つまり、言葉に表せる意識です。

例えば、

「今日のランチ何にしよう?」

「明日のプレゼン上手くいくかな?」とか

「眠いけど、受験近いからもうちょっと頑張ろう」

などです。

 

そして、潜んでいて見えない潜在意識は自覚していない意識です。

無意識とも呼ばれます。

「心の仕組み」でお話しした、記憶や感情が蓄積されています。

また、人の生命活動に関わる自律神経や本能的な欲求も潜在意識の領域になります。

 

引き寄せ上手な「心の仕組み」~記憶
あなたは毎日の生活で自分の記憶を意識していますか?普段あまり気にしていない記憶が実はあなたの行動を決めているのです。引き寄せが上手くいかないのは記憶が理由かもしれません。願望を叶えるために重要な役割を担っている記憶を一緒に探ってみませんか。
引き寄せ上手な「心の仕組み」~感情
今、どんな感情を抱いていますか?最高の人生を引き寄せるためには、まず自分の感情を知ることが大事です。引き寄せで何度も失敗してきた私が最高の人生を引き寄せられたのは、感情の落とし穴に気づけたからです。感情を知って幸せな人生を引き寄せましょう。

 

表面には見えてこないため、自覚することは難しいですよね。

しかも、顕在意識よりもはるかに大きいので、潜在意識の力には到底およびません。

その強力な潜在意識が私たちの人生を大きく動かしています。

 

人は生まれたばかりの時は意識が分かれていません。

4~5歳くらいで層に分かれ始め、6~10歳ごろまでの記憶や体験が潜在意識に入っていくと言われています。

つまり、物心つくころまでの体験や記憶が潜在意識のベースをつくっていくのです。

「三つ子の魂百まで」とはよく言ったものですね。

その後成長していくなかで、様々な経験を通して潜在意識が力を持つようになります。

 

※ちなみに、ユングの唱えた集合的無意識とは、潜在意識のなかでもさらに深層にあります。

個人だけの潜在意識である個人的無意識を超えた、全人類に共通する無意識。

個人的無意識は、自分の経験からつくられます。

集合的無意識は、経験をしていないことでも「共通の真理」としてつくられます。

誰から教わったわけでもないのに、生まれつき記憶されているとも言われています。

 

では、潜在意識の力がどのように影響していくのかを見ていきたいと思います。

 

潜在意識の力

自分が自覚して、自分の意志で行動していると思っていても、実はその決断が潜在意識によるものであることがとても多いのです。

先ほど言葉にできるのが顕在意識だとお伝えしました。

一見、自分で「こうしよう」と顕在意識で考え決めたつもりでも、その判断の基になっているのは潜在意識なのです。

 

例えば、ダイエットを例にしてみますね。

「今年の夏こそ痩せたい。今日からダイエットしよう」と決めます。

その日友達から「ホテルのカフェでスイーツバイキングやってるって。今日までだから一緒に行かない?」と誘われたあなた。

「ダイエットするって決めたけど、スイーツ食べたい。バイキング今日までだし。ダイエットは明日から頑張るわ!」と友達の誘いに乗ってしまいます。

そして、帰宅後に後悔します。「ダイエットするって決めたのに、また食べちゃった。ほんとに私って意志が弱いわ」

こんなパターン、ありがちですよね。

ここで意識がどのように働いているのか、ごく簡単に見てみます。

 

●ダイエットをすると決める

→ 顕在意識で決めている

●誘いに乗るか迷う

→ 「ダイエットのためには断らないと」という顕在意識と「食べたいから誘いに乗りたい」という潜在意識のせめぎあいが行われる

●スイーツを食べてしまう

→ 潜在意識にあっさり負ける

●後悔する

→ 顕在意識で悔やみ、潜在意識に「どうせダイエットは失敗する」という記憶がさらに蓄積される

 

顕在意識と潜在意識の違いが、なんとなくおわかりいただけましたでしょうか?

 

ダイエットをしたいはずなのに潜在意識がそれを阻むのです。

そして、「どうせダイエットは失敗する」というデータが保存され、あなたの信念となるのです。

 

潜在意識の中にはあなたの意図しない過去の記憶や体験から生まれた情報が膨大に蓄積されています。

それが、あなたの信念や価値観、物事の捉え方に大きく影響するのです。

ダイエットの例のように、普段私たちは様々な選択をしながら行動を決めています。

人生は選択の連続で創られますよね。

自分の潜在意識を知ることで、本当に望むものを選択でき、望む人生が創られるのです。

 

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まとめ

潜在意識とその力について、なんとなくお分かりいただけましたでしょうか。

本当に望む選択は潜在意識の中に答えがあります。

この答えに気づいて選択することで人生は変わってきます。

次回は上手に引き寄せらえるために、潜在意識と上手くつきあっていく方法をお伝えしたいと思います。

 

 

今日もお読みいただきましてありがとうございました。

素敵な一日をお過ごしください。

 

 

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