右脳と左脳~心を翻訳する「脳の仕組み」

引き寄せの法則

こんにちは。

yasuko.です。

今日もお越しいただきまして、ありがとうございます。

 

引き寄せ上手になるために知っておきたい「脳の仕組み」シリーズ。

  1. ニューロン
  2. 神経伝達物質
  3. 右脳と左脳
  4. 網様体賦活系-RAS
  5. 線条体
  6. 海馬
  7. 脳波
  8. 扁桃体
引き寄せ上手になるために知っておきたい「脳の仕組み」~導入編
脳の仕組みを知ることで上手に引き寄せられるって知っていましたか?願望をスピリチュアルにゆだねて待っているだけでは、実現は難しいです。あなたにも備わっている脳の仕組みを上手に使うことで、望む人生を効果的に引き寄せられるようになります。

 

3回目の今回は「右脳と左脳」についてです。

ご存知の方も多いかもしれませんね。

今回の記事では

  • 2つの脳は心と深い繋がりがあること
  • 上手に引き寄せるために、大きく働いてくれていること

について、おわかりいただけると思います。

 

「なんだか難しそう」と思われるかもしれませんね。

できるだけ簡単にお話ししていきますので、大丈夫です。

お気軽にお読みください。

 

今日も少しお付き合いいただけると嬉しいです。

 

スポンサーリンク

右脳と左脳

相性抜群の最強バディ

右脳と左脳

この2つの言葉。

有名なので、聞いたことがおありかもしれませんね。

 

脳は左右に大きく分かれています。

右半球と左半球。

右脳と左脳ですね。

 

左右の脳は脳梁(のうりょう)で繋がっています。

脳梁とは太い神経線維です。

ちょうど、建物と建物の間を渡り廊下で繋がっているイメージです。

その渡り廊下を通って、お互いの情報が行き来しているのです。

 

右脳と左脳にはそれぞれの役割や得意分野があります。

右脳

感覚的な思考が得意

空間的能力

直感的理解

イメージ力

見えている世界は現在がすべて

 

左脳

論理的な思考が得意

発話・計算

言語的理解

分析力

見えている世界は過去と未来

 

 

脳の中で言語中枢が存在する方を優位半球といいます。

右利きの人の90%以上が左側の大脳を優位半球としているといわれています。

左利きの人の割合が全体の10%前後とされているため、ほとんどの人の優位半球が左となるのですね。

また、左利きの人の約60%でも言語中枢が左側にあるといわれています。

そのため一般的に左脳が言語を使って論理的に考えるのが得意だといわれているのです。

 

ちなみに、優位半球は生まれつきのもので、成長過程で変化するものではありません。

そして、子どものころに左利きから右利きに矯正した場合でも変わりません。

訓練して右利きになったとしても、本質的には左利きということです。

利き手がどちらかというのは、大切なオリジナリティですものね。

 

普段の生活の中で、この左右の脳のどちらかだけを使っているというわけではありません。

脳の中でも特に重要な大脳皮質という場所があります。

指令本部の役割をしています。

指令本部からの指令によって左右の各部署がそれぞれの役割を果たしているのです。

例えば、会話をする場面では、発話は左脳で行いますが、相手の表情をくみ取るのは右脳で行っています。

左右でバランスよく働いているのです。

もちろん、引き寄せにもとても大きく関係しています。

右脳と左脳がタッグを組んで、お互いの得意技を駆使しながら、最適な方向に導いてくれるのです。

 

右脳と左脳の生い立ち

人間は最初は右脳全開です。

人は生まれたばかりのころは左脳が発達していません。

右脳で生きています。

 

生まれてから2歳ごろまでは、「今、ここ」の世界で生きています。

五感を使って感じ取った情報が思考そのものです。

過去を悔んだり、未来を心配したりしません。

今、がすべてです。

 

3歳ごろからは言葉が使えるようになります。

論理的に考えるのはまだまだ難しい時期ですが、このころから左脳が発達してきます。

「なんで?なんで?」と、いろいろなことに興味津々になります。

脳の回路がものすごいスピードで成長していきます。

情報がどんどんインプットされていきます。

 

そして、6歳ごろになると論理的な思考ができるようになります。

右脳よりも、優位半球である左脳の働きが目立つようになります。

脳の成長も緩やかになっていきます。

人の脳の成長は、3~4歳ごろまでに80%、6歳ごろまでには85%、10歳ごろまでに90%が完成すると言われています。

このころまでに脳にインプットされた経験という情報が思考の基となります。

つまり、情報伝達のニューロンとシナプスの回路のベースですね。

そして、その後の人生に大きく影響してくるのです。

ニューロン~意識が生まれる「脳の仕組み」
ニューロンって何?引き寄せの法則とどんな関係があるの?そんな疑問にお答えしていきます。その働きが意識を生み出していると言われているニューロン。実はニューロンの働きが願望実現へと導いてくれているのです。どのように導いてくれるのかを一緒に探ってみませんか?

 

心と脳はリンクしている

右脳と左脳の発達の様子は、何かに似ていませんか?

 

以前「心の仕組み」でお伝えした、潜在意識と顕在意識。

意識がこの2つに分かれてくるのが、4、5歳のころだとお話ししました。

引き寄せ上手な「心の仕組み」~潜在意識(1)
潜在意識の力の強さはすでに知られていますが、あなたはその力を上手に使えていますか?引き寄せの法則で幸せな人生を創るには、潜在意識と上手くつきあうことから始まります。潜在意識とは何だったかもう一度知って、今日から素敵な現実を引き寄せましょう。
引き寄せ上手な「心の仕組み」~潜在意識(2)
潜在意識との付き合い方をご存知ですか?引き寄せの法則を上手に使うためには、自分の潜在意識を知ることからはじまります。日常生活の中で自分の潜在意識を知るコツがあるのです。今日から自分の潜在意識に注目しながら、自分史上最高の人生を創ってみませんか。

 

つまり、左脳が育ってくるころに顕在意識も成長をはじめるのですね。

心と脳は歩調をあわせて成長していくのです。

 

そして、2つの意識が左右の脳の役割とリンクします。

右脳が潜在意識に、そして左脳が顕在意識にです。

  • 右脳…感覚的で言葉で考えない
  • 左脳…論理的で言葉で考える

それぞれの特徴は、言葉で説明できない潜在意識言葉で説明できる顕在意識にそっくりですよね。

 

この視点で見てみると、左右の脳をバランスよく使うことが引き寄せ効果をUPさせる理由がイメージされやすいかと思います。

 

スポンサーリンク

まとめ

脳の仕組みが心の仕組みと繋がっていることが、なんとなくおわかりいただけましたでしょうか?

右脳の働きを意識することで、潜在意識からの言葉に気が付くことができます。

そして、その言葉を顕在意識がキャッチして左脳に送ることで、望む人生に続く最適な道を選べるようになるのです。

 

今回もお読みいただきまして、ありがとうございました。

素敵な一日をお過ごしください。

 

 


※この記事は下記の書籍も参考にさせていただいています。私自身の解釈をお伝えした記事であり、書籍の内容とは一部異なります。

【参考書籍】

・「美しい脳図鑑」木村泰子(著)笠倉出版社

・「運動・からだ図解 脳・神経のしくみ」マイナビ出版

・「眠れなくなるほど面白い 図解 脳の話」茂木健一郎(著)日本文芸社

コメント

タイトルとURLをコピーしました